『マルチメディアと教育』
『マルチメディアと教育』(佐伯胖著;太郎治郎社)
1999年の本。 「今後,パソコンとインターネットが学校へ普及していく」ということが盛んに言われていた時期に,そのような道具の安易な利用を批判する,という主旨のようで,今読むと少し温度差は感じる。 #危惧するほどには,学校現場に浸透していない。 とはいえ,子どもにとって学びとは?わかるとは?ということを問うことなく,「パソコンを利用したから良い実践」とする一部の道具先行の風潮への批判は,今も有効だろう。 後半は,「道具」を一般化して教え方・やり方が先行して権威のようになっているという批判。具体的には数教協のタイルに関する議論。佐伯氏と数教協メンバーが雑誌上で展開した議論が掲載されているのだが・・・若干かみ合っていない印象。 パソコン・インターネットとタイルを結びつけたあとがきが,この本の要点をうまくまとめていると思う。
by h-asa78
| 2009-01-03 23:50
| 本
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