6畳の図書室

『ヒューマニティーズ教育学』

『ヒューマニティーズ教育学』(広田照幸著;岩波書店)
シンプルなタイトルなので,教育学の教科書と思ったが違った。
そもそも教育学とはどういうものか,どうあるべきかを問うた本。
といっても,肩に力の入った書き方ではなく,著者が教育(学)の歴史を振り返りながら感じたことを語るような書き方で読みやすい。これから教育学を学ぶ学生が一番の読者対象か。
話題としては・・・
●教育の歴史から教育学が誕生するまで。教育の定義の難しさ。
●実践的教育学と教育科学,それぞれの長所・短所。
実践的教育学は「こうすべき」という規範に踏み込み,根拠の曖昧さもある。
教育科学ではそれなりに確かな根拠にもとづいた厳密な議論がなされているが,その厳密さには限界がある上に,実際の教育にアプローチするには教育科学では導き出せない「規範」が必要になる。
●教育の「悲劇性」
教育が他者に対して行うものであるため,その結果には不確実性を伴う。
●教育学者の沈黙
価値観の相対化が進んだため,教育学者が教育の目的について発言しにくくなった。代わりに,政治的・経済的な観点から語られる教育の目的についての主張が,強い影響力をもつようになった。
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by h-asa78 | 2009-10-10 21:56 |
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読みっぱなしではなく,なんらかの記録を残そうと思いました。書評としてご覧ください。
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