6畳の図書室

カテゴリ:本( 335 )

『地球学入門』

『地球学入門』(鹿園直達著;慶應義塾大学出版会)
大学一般教養レベルの地学の教科書。
地球システムの考え方に立って構成されており,よくある地学の教科書とは少し違う切り口での展開・説明。
必要な概念を丁寧に解説しながらの展開で,独学しやすい。
複数の説がある場合には,両論併記されているところも教科書としてはよいところだろう。
良い本だと思う。ただ,書体の選択などはもう少し検討した方がよかったのでは?と思う。
[PR]
by h-asa78 | 2012-08-19 01:07 |

『書く力が身につくイギリスの教育』

『書く力が身につくイギリスの教育』(山本麻子著;岩波書店)
イギリスでの「書くこと」について学校での指導の紹介。
5歳~15歳の間,自分の子どもがイギリスでどのような指導を受けてきたかを,具体的な実例をもとに紹介。
実例豊富ではあるのだが,結局,各教科とも書くことの指導がされている,読ませる文章にするための指導がされている,といった話がずっと続くだけ。もちろん,学年を追うことで少しずつ変化はあるのだが・・・。
教師サイドでどのような判断がされているのか,指導法の問題点など,実例の紹介プラスアルファの調査や考察がほしいと思った。
[PR]
by h-asa78 | 2012-08-19 00:59 |

『北海道ルール』

『北海道ルール』(都会生活研究プロジェクト〔北海道チーム〕著;中経出版)
駅前の大型書店に北海道関係の本を集めたコーナーがあった。そこで購入。
北海道の人間だけの常識を多数掲載。
この手の話は,たまに北海道出身の自分でも「そんな常識あるか?」と違和感を感じることもあるのだが,この本は比較的共感できるものが多い。
逆に北海道を離れて17年目の今,初めて「これは北海道だけだったのか?」という発見も。
たとえば・・・
バスや地下鉄の優先席に座らない。
赤飯には甘納豆(食紅で着色)。
「書かさんない」と「書けない」の違い。
キタキツネに触ってはいけない。
など。。。
#「炊事遠足」も北海道特有らしい?
一部,北海道というよりも札幌限定の話題もあるが,それらも札幌の人にとっては納得のものだろう。

この本では,北海道ルールには,さまざまな地域から集まった人たちがうまくやっていくための知恵が含まれるという視点に立っている。
古くからの習慣・しがらみよりも合理的な方法(赤飯で食紅を使うなど)や「なんもなんも」「なんとかなるっしょ」のスタンス。
自分が内地の人と話していて時々感じる違和感の一部は,自分自身北海道ルールでモノを考えていることがあるからなのだろう。
[PR]
by h-asa78 | 2012-08-19 00:16 |

『それは,密告からはじまった』

『それは,密告からはじまった』(土肥信雄著;七つ森世書館)
都立高校(元)校長と東京都教育委員会の対立。
左右のイデオロギーの対立の話かと思っていたが,読むと全然違う。
最初に書いているとおり,土肥校長のしてきたことは,左右の対立とは無関係の,ごく普通のことではないか。
#いや,普通よりもずっとよい先生というべきなのだろうけど。
教育委員会に批判的であっても,意見を表明しただけで,実際に方針に反することをしていたわけではない。
それにも関わらず,なぜ不利益を被るのか。
これを読む限り,どう割り引いて読んでも,教育委員会がおかしいとしか思えない。
[PR]
by h-asa78 | 2012-04-01 23:32 |

『瓦礫の中から言葉を わたしの〈死者〉へ』

『瓦礫の中から言葉を わたしの〈死者〉へ』(辺見庸著;NHK出版)
震災について,ずっと疑問に感じていたことがある。
多くの死者・負傷者が出て,あちこちに惨状が広がっていたはずだ。
さすがにテレビで大々的に報道するのは難しいと思うが,報道関係者が目にしていないとは思えず,いずれ流出して大きな問題になるのではないかと。
しかし,幸いにもというべきなのだろうが,そのような事態にはなっていない。
#あったのかもしれないが,話題になっていない。
これが日本人の良識というものであれば,喜ぶべきことなのかもしれない。ただ・・・。

本書にはいくつかの話題があるが,特に気になったのは,「下からの統制」という言葉。
ナショナリズムとはまた違う。「空気を読む」ことが強制力をもつ状態ということか。
震災以前から少し感じていたことではあるが,腑に落ちる表現。
[PR]
by h-asa78 | 2012-04-01 01:13 |

『福島の原発事故をめぐって』

『福島の原発事故をめぐって』(山本義隆著;みすず書房)
原発事故をめぐって,というタイトルだが,内容は福島の事故を追及するというのではなく,日本の原子力行政そのものがテーマ。
日本の原子力発電所建設は,潜在的な核保有国になるため,というのが大きな理由であった。エネルギー供給よりも外交的な影響力をもつのが目的だったようだ。これは著者の個人的な主張ではなく,当時の関係者の発言に基づいている。
また,廃棄物処理や電力会社の運転至上主義などの問題点を,自然科学の視点や過去の事故事例などをもとに指摘。
本編だけでは100ページに満たない本だが,原子力発電の問題点を事実をもとに明確に指摘されており,感情的な「脱原発」の主張とは一線を画している。

ついでながら,震災から1年ということで。
日本赤十字社
当然ながら,今も義援金は受付中。
[PR]
by h-asa78 | 2012-03-11 21:29 |

『山はどうしてできるのか』

『山はどうしてできるのか』(藤岡換太郎著;講談社)
山ができるしくみの説明を通して,プレートテクトニクス・プルームテクトニクスを解説。
1つのテーマに沿った展開というのは,偏ってはいるが教科書にはない部分が丁寧に議論されているので,新鮮である。
京都の東山がどのようにしてできたのか,など,身近でも考えたことがなかった。そして,鯖街道と関連も。どちらも,花折断層が関係している。
[PR]
by h-asa78 | 2012-02-26 22:25 |

『相対性理論』

『相対性理論』(杉山直著;講談社)
学生の頃,著者の一般相対性理論の講義を受けた。
4回生向けの講義を背伸びするつもりで3回生のときに受けたが,それでも「わかったつもり」になれる講義だった。
その先生の本,しかも高校復習レベルから,ということで,安心して購入。
専門的に勉強するつもりもないので,極力数式は追わず,あらすじを味わうつもりでさらっと読んだ。
1章あたりが短く,潔く要点をしぼった構成。そして,イメージしやすい例示。また,背景などもおさえながらの解説は,それぞれの式の位置づけを理解する助けになる。
とはいえ,相対性理論をさらっと理解,は難しかったようだ。10年以上前の講義の記憶をよびさますぐらいのつもりだったが,あまりうまくいかず。また機会を改めて,数式を追いながら,問題も解きながら,じっくり読みなおしたい。
[PR]
by h-asa78 | 2012-02-26 02:26 |

『FREE』

『FREE』(小川忠洋著;アスコム)
サブタイトルは,「フリーで利益を生み出す45の鉄則」。
FREE戦略のさまざまなアイデア。
中途半端にやるのではなく,ある程度思い切ってやらなければならないらしい。
読めばなるほどと思えるのだが,実際にできるかどうかは,ある程度自信が必要だろう。
[PR]
by h-asa78 | 2012-02-25 13:08 |

『パソコンは日本語をどう変えたか』

『パソコンは日本語をどう変えたか 日本語処理の技術史』(YOMIURI PC編集部著;講談社)
文字の扱いについて,勉強になるかと思い,読んでみたが,技術的な話というよりも,プロジェクトXのような読み物的な要素が強く,期待とは違った。
話題豊富で読みやすく,読み物としては面白いのだが。
[PR]
by h-asa78 | 2012-02-19 02:09 |



読みっぱなしではなく,なんらかの記録を残そうと思いました。書評としてご覧ください。
カテゴリ
全体

その他
未分類
以前の記事
お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
Free downloa..
from Free downloads.
Hurricane ir..
from Hurricane iren..
Piss cunt.
from Piss cunt.
Butalbital n..
from Butalbital no ..
Buy valtrex.
from Buy valtrex.
Phentermine ..
from Phentermine no..
Percocet no ..
from No prescriptio..
Tramadol pre..
from Tramadol non p..
Azithromycin..
from Azithromycin.
Lipitor and ..
from Generic substi..
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧