6畳の図書室

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『学校って何だろう 教育の社会学入門』

『学校って何だろう 教育の社会学入門』(苅谷剛彦著;筑摩書房)
どうして勉強しないといけないのか,試験に隠された意味,生徒化するということ,・・・
誰もが当事者の経験があるため,教育についての議論をするときの敷居は低い。
しかし,実際には自分だけの経験に基づいた思い込みによる議論も多いのではないか。
この本では,当たり前と思われている学校のあれこれにちゃんと理由があることが述べられている。

もともとは中学生向けの教育社会学入門という位置づけの本らしいが,教育に興味のある大人なら読む価値はあるだろう。
教育学に接する機会というのはなかなかないものだから。
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by h-asa78 | 2006-01-24 01:02 |

『きみのカケラ5巻』

『きみのカケラ5巻』(高橋しん著;小学館)
漫画である。
少年誌に連載されていたもの,だが,連載と単行本で別の表現があるはずという著者の考えにより190ページが描き下ろしである。
でも,連載が終わってからかなり経つので,どの辺が新しく付け加えられたのか,わからなくなってしまった。

まあ,それはそれとして,内容はかなり濃い。同じ著者のほかの作品同様,メッセージ性が非常に強い。
「生きろ」「生きよう」がこれだけ連呼される漫画も珍しいのではないか。
#そもそも滅びが近づいている国が舞台なのである。
敵も味方も,「生きる」ことに執着する。「生きる」ことの前には「誇り」も捨てられる。

「戦いは戦いしか生まねえ!!考えるんだ!!」
「銃は離せない…」「バッカじゃねーのか!!大人のクセに…そんなモンすてろ!!」
読んでいると,現実世界のいろいろなことを連想させる。
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by h-asa78 | 2006-01-22 23:31 |

ネパール

よく行く「インド・ネパール料理」のお店がある。
ネパール人のシェフと日本人の女性の2人でやっていて,様々な種類のカレーが楽しめる。
カレー好きとしては,近くにこのお店があるというのは,幸せである。

今日は行った時間が遅かったせいもあり,客は自分だけ,お店の人との雑談を楽しむ。
シェフは,ネパールに奥さんと子どもがいるらしい。つまり,ずっと出稼ぎ状態。
2年に1度しか,ネパールに帰らず,家族にも会わないとのこと。
その代わり,子どもの誕生日にプレゼントを贈ったり,そのあたりはマメにやっているそうな。

家族のため,異国の地で働く,そういう愛情もある。なんかじんと来てしまった。
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by h-asa78 | 2006-01-14 23:42 | その他

『生協の白石さん』

『生協の白石さん』(白石昌則,東京農工大学の学生の皆さん著;講談社)

話題の本に手を出してしまった。
ほっとしたい,笑いたい,そんな事情に迫られて(?)
「白石さん」のあたたかく,粋な返答は期待通りだった。

読んで思い出すのが,数年前にノーベル賞をとられた田中耕一さん。
本人としては,職務として普通に行っていたことが,思いがけない脚光を浴びる瞬間。
田中さんがあくまでも企業研究者として振舞っていたのと同様,「白石さん」の「ひとことカード」への返答や本書の書き下ろしエッセイは,決してうけを狙うのが目的ではなく,生協の一職員としての(謙虚すぎるとも思える)言葉で書かれている。
恐らくは皆,そこに「誠実さ」「あたたかさ」を感じるのだろう。

思い出すと,自分の出身大学の生協にも「ひとことカード」があり,やはり学生と生協職員とのおかしなやり取りが時々見られた。
売り手と買い手の距離の近い,大学生協らしい現象。

「ブログ→出版」という形態は,もう定着しているのであろうか。
それともブログというものが,はやりだした今だけの,一時的なものに過ぎないのであろうか。
もともとデジタルで無料のものを本という形で売り物にすることができる,というのは不思議と言えば不思議である。
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by h-asa78 | 2006-01-11 01:19 |

『虹の家のアリス』

『虹の家のアリス』(加納朋子著;文春文庫)

ここ1年ぐらい,気に入って読んでいる加納朋子さんの短編集で,『螺旋階段のアリス』の続編。
加納さんの他のお話同様,全体に優しさが染みこんでいて,読んだ後に幸せな気持ちになる。
6つの短編,どれも良いと思うが,特に本の名前にもなっている「虹の家のアリス」が,謎解きもちゃんとあるし,真相もほんわかしていて,面白い。

読み終わってから,各短編の扉のイラストが,結構ツボを押さえているのに気づいた。
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by h-asa78 | 2006-01-06 01:01 |

買い物

本が増えてきた。
本棚の前に積もる本,これまで見て見ぬふりを続けてきたが,そろそろ行動が必要である。
この辺の収納については,他の本好きの人と話しても,みんな苦労しているようである。
この苦労,古本として売れるか自分の近くに置いておきたいかでも差があるのだろう。
後者の自分としては・・・あきらめて今日は本棚を買いに行こうと思う。

いずれ,台所備え付けの食器戸棚にも本をしまいそうな自分が怖い。
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by h-asa78 | 2006-01-05 11:10 | その他

『邪馬台国はどこですか?』

『邪馬台国はどこですか?』(鯨統一郎著;創元推理文庫)

帰省先から戻ってくる移動の時間中に読んだ歴史ミステリ短編集。
歴史に詳しくないので,どうしても著者の「突飛な説」に太刀打ちできないのが,読んでいてちょっとつらい。
それでも敷居低く,それなりには楽しめるのが,この本の良いところ。
ただ,著者の説を説明する論理の部分がほとんどで,登場人物についての描写があまりなく,小説としては,今ひとつ味気なかった。
宮田のプライベートとか静香の美貌・才媛ぶりとか,膨らませるともっと面白くなりそうなのだが。
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by h-asa78 | 2006-01-04 23:56 |

『化学の創られかた』 

『化学の創られかた』(三輪礼二郎著;東京図書)

年末から年明けにかけて読んだ化学史の本。
科学史の本は,お話中心のものや文系の科学史の専門家が書いたようなもの(世界史の知識が必要)が多いという印象があったが,これは高校の先生が書いたもので,化学の重要な概念がつくりあげられていく経緯を追っている。

特徴
・理論化学も有機化学も,高校化学で習う分野を幅広くフォロー
・化学の内容的な面の解説をちゃんとしている
・様々な用語の語源について言及されている
一から勉強するには難しいけど,切り口の違う解説は復習するのには使えそう。

熱素説が熱量という言葉に名残をとどめているというのは,初めて知った。
たしかにそんな気がする。
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by h-asa78 | 2006-01-04 23:42 |

ブログ開始

本を読むのが好きである。
しかし,情けないことに読んでもその中味をあっさり忘れてしまうことも多い。
そこで,読んだ本を読書記録として残すことにした。そうすることで少しは意識して読むことになるのではないかと思ったのである。
普通に残すだけなら,ノートでも自分のパソコンの中でも良いのだが,好奇心もあり,ブログというものを使うことにした。これなら適当に書かず,他人の目を意識した書評として,ちゃんとした記録になるのではないかという思いから。

実際にはあんまり他人は見ないと思うけど,心構えだけ。
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by h-asa78 | 2006-01-04 23:15 | その他



読みっぱなしではなく,なんらかの記録を残そうと思いました。書評としてご覧ください。
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