6畳の図書室

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『GREG'S MICROSCOPE』

『GREG'S MICROSCOPE』
(文Millicent E.Selsam,絵Arnold Label;HarperCollinsPublishers)
アメリカの科学の絵本。小学生が対象。
図書館でみつけ,なんとなく借りてみた。
子どもが,顕微鏡で身の回りのいろいろなものを観察するという話。
顕微鏡を買ってもらうためにお父さんと交渉するところから始まり,お父さん,お母さん,友達,どこかのオバちゃん,みんなで覗いていく。
塩が水に溶けてなくなるのを観察した後に結晶化したものを観察したり,細胞を植物細胞,動物細胞,単細胞生物と順に観察したりと,科学読み物としてちゃんと楽しめる(勉強になる)一方で,どこかの家庭にありそうな自然な会話,展開が楽しくて,ホッとさせる。
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by h-asa78 | 2006-02-26 21:02 |

最近,ある先生から,こんな話をうかがった。
彼の前任校(私学)では,「女生徒の下着は白」という校則があったそうだ。
そして,真面目にも(?)担任はその検査をしなければならなかったそうだ。
当然,彼もその検査に立ち会ったわけだが,ぼそっと「これ,おかしいんじゃないの?」と言ってしまった。そのすぐ横に,理事長がいるのにも気づかず。
結果,理事長の教育方針と違う,けしからんということで,給料は減る,受け持ちクラスもたった1クラスに減らされる,という仕打ちを受けたらしい。
彼の素晴らしいのは,その状況で,受け持ったそのクラスだけでも面白い良い授業をやろうという発想をしたこと。
いわゆる「窓際」に押しやられた分,時間はあった。それをうまく活かしたということになる。
その後,理事長の謝罪もあり,待遇も元に戻ったそうだが,その経験のおかげで「授業をやらせてもらえることのありがたさ」がわかったとのこと。
当然のように教壇に立ち,授業の失敗を生徒のせいにするのはおかしいという主張。
#また,その状況を支えてくれた奥様に惚れ直したなんて話もあり。

こういう先生の話を聞くとき,仕事へのモチベーションが上がる。
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by h-asa78 | 2006-02-19 23:37 | その他

『最終兵器彼女』

『最終兵器彼女』(江良至著,高橋しん原作;小学館)
漫画をノベライズした恋愛小説。
疲れたときに甘いものが食べたくなるように,甘い本を読みたくなった。

大筋は原作の漫画のままなので,さらっと読んでもストーリーはわかる。
漫画で細かく描かれていない設定や心理描写があるので,「ああ,あれはそういう意味だったんだ」というタイプの発見がある。
もともと漫画だから許されるような荒唐無稽な設定なので,小説単独で楽しむのは難しそう。
あくまで漫画,もしくはアニメが好きだった人向けのサービスという感じ。

漫画の雰囲気を壊さないでくれた著者に感謝。
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by h-asa78 | 2006-02-19 23:06 |

『身のまわりを”化学のメガネ”で見る』

『身のまわりを”化学のメガネ”で見る』(宮田光男著;化学同人)
身近な科学,という点では,前述のブルーバックスと同様だが,こちらはちょっと説明が難解。
高校で化学を履修していないと,理解できない部分も多いのではないだろうか。
広く一般を対象にしているはずなのに,これではどうかと思う。
ちょっと図解を入れたり,物質名の羅列を別の表にまとめたり,用語の説明を付け加えれば,もう少し印象が違うと思うのだが。
#代わりにちょこちょこ挿絵があるのだが,内容の理解にはあまり役立たない。
”化学のメガネ”という発想,扱っている個々の題材は面白いと思うので,余計に「もったいない」という気持ちになった。
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by h-asa78 | 2006-02-13 00:22 |

『化学・意表を突かれる身近な疑問』

『化学・意表を突かれる身近な疑問』(日本化学会編;講談社)
ブルーバックス。80の「疑問」に,2ページ見開き(コラムは1ページ)で回答。
どの疑問も,「そう言えば,どうして?」と思わせるものばかりで,よく練られていると思った。
例を挙げると,
「昆布はなんでダシが海水に溶け出さないの?」
「炭は木の燃えカスみたいなのに,なんでまた燃えるの?」
「お酒を飲むとなんでラーメンを食べたくなるの?」
などなど。。。
まえがきによると,「疑問」を集めたのは講談社側らしい。編集者の努力が実を結んだのだと思う。
回答のほうも2ページ・親子の会話調という制限がありながら,よくまとめられていて,「なんとなくわかった気に」させてくれる。
もちろん,この制限がある以上,かなり省略されている部分もあるが,もともと完璧な説明を目指す本ではないのだろう。本の最後に,扱われた「疑問」とそれぞれに関係する用語をまとめているので,「あとは自分で勉強してください」ということか。

今日もまた,道端で会社の人に遭遇した。
相手の死角から声をかけたせいか,怪しいアンケートかなにかに思われたらしく,一瞬思い切りにらまれた。
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by h-asa78 | 2006-02-12 19:32 |

右脳

休みの日に外出すると,知り合いに会うことがよくある。市街地はもちろん,駅や空港でも。
カウントはしていないが,平均すると2ヶ月に一度ぐらいか。
今日もある店のエスカレーターの上りと下りという関係で,会社の人に遭遇した。
それほどあちこちに外出する人間でもなく,特別友人が多いわけでもないので,不思議に思っていたのだが,最近,1つの仮説がみつかった。

先日立ち読みしたある本に,右脳の能力として,「人の顔を見分ける」というのが挙げられていた。左利きの自分は,恐らく大部分の右利きの人と比べて多少,右脳が発達しているのではないか。
知り合いと偶然同じスポットへ行く確率は,他の人と大差ないのである。しかし,右脳の「人の顔を見分ける能力」の差によって,そのことに気づく確率に差が生まれてしまう。つまり,認識される率の差が大きいのである。
もともと,普通の視力も動体視力も良いほうである。このことも効いているのだろう。
#実際,多くの場合,自分の方が先に相手に気づく。それもかなり距離のあるうちに。

立ち読みした本のおかげで,少しすっきりした。でも,買いはしなかった。
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by h-asa78 | 2006-02-05 17:39 | その他

『新鉱物発見物語』

『新鉱物発見物語』(松原聰著;岩波書店)
岩波科学ライブラリー。
著者が関わった新鉱物発見までの経緯,というのがメイン。
どの辺りが「新」鉱物なのかということで,「○○がバナジウムに置換されて」など,具体的な説明があるが・・・その辺りは読み流してしまった。
それよりも,鉱物の発見に多くのアマチュアの鉱物愛好家が関わっていたり,分析のために,あちこちの研究者に協力を依頼したり,という研究の現場の雰囲気が伝わってくるような話が面白い。

最終章の「石は地球そのもの」では,著者の自然観が語られていて独立して楽しめる。
三宅島の噴火で植物が死滅した後,再度植物が芽を出し,「自然が戻った」という報道がされたことがあった。著者はこれを,「植物が戻った」だけのこと,という。つまり,植物を殺した熔岩流も「自然」であって,生物の有無で自然を考えるのは,人間の勝手な視点であると。
「自然」を語るときは,気をつけなければいけないなと思う。
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by h-asa78 | 2006-02-05 01:42 |



読みっぱなしではなく,なんらかの記録を残そうと思いました。書評としてご覧ください。
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