6畳の図書室

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『図書館を使い倒す!』

『図書館を使い倒す!』(千野信浩著;新潮社)
調べ物は知識の必要な技術だと思う。
調べる対象についての知識はもちろん,調べる手段についての知識も必要。
著者が書いている通り,インターネットで手に入る情報には限界があり,図書館の使い方というのは,調べ物をする上では必要な知識である。
図書館についての本は何冊か読んでいるが,どれもスタッフの視点で書かれたものだった。したがって,どうしてもその著者のいる図書館の話か一般論がメインになっていた。その点,この本の著者は仕事のために調べ物をするという一利用者である。したがって,どの図書館はどういう使い方に向いているか,など複数の図書館を比較しながら,極めて実践的に書かれている。
専門図書館や議会図書館など,行ったことのない(恐らく行く必要もないが)図書館についても説明されていて,図書館の世界(?)もまだまだ広いのだなと思った。
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by h-asa78 | 2006-04-23 00:00 |

『さいえんす?』

『さいえんす?』(東野圭吾著;角川書店)
この著者の小説も読んでいないのに,先にエッセイを読んでしまった。
元エンジニアの作家というのに,興味ひかれた。
特にエッセイの1つ「理系はメリットか」が面白かった。科学的にはありえないはずのシーンを作ろうとする文系のスタッフを,科学の勉強が足りないととらえるのではなく,理系で科学的整合性を意識する自分にはできない自由な発想をしていると肯定的にとらえるところが,初めて聞く考え方だった。
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by h-asa78 | 2006-04-22 23:49 |

『「分かりやすい表現」の技術』

『「分かりやすい表現」の技術』(藤沢晃治著;講談社)
『「分かりやすい文章」の技術』と同じ著者。「分かりやすさ」は本当にちょっとした工夫なんだなと思う。
内容自体は普段の仕事でもやっていること,だと思うのだが,この本で手法を再確認したおかげで,より「分かりやすい表現」が気になるようになった。
いい刺激だと思う。
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by h-asa78 | 2006-04-22 23:14 |

『ご臨終メディア』

『ご臨終メディア』(森達也・森巣博著;集英社)
2人の対談もの。なかなか過激なタイトル。
森達也のほうは,「A」「A2」ともに見ていたので知っていたが,森巣博は初めて知った。
前々から思っていたことではあるが,これを読むとなおさら,「マスコミも会社に過ぎないよな~」と思ってしまった。

テレビのニュースなどで自分が感じている違和感,他にも感じている人がいるということに少し安心。
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by h-asa78 | 2006-04-15 01:09 |

『姜尚中の政治学入門』

『姜尚中の政治学入門』(姜尚中著;集英社)
政治の今,を歴史の流れの中で解説。
昭和天皇のいわゆる「人間宣言」が革命を予防したという考え方は,面白かった。
また,あとがきの,政治学の知見を「干物」,今の政治の話題を「生もの」とするたとえも面白かった。
干物を食べず,柔らかい生ものばかり食べていると,歯が衰える。

ただ,自分の勉強不足で,ロックやらホッブズやらの話をちゃんと理解しきれていないのがもったいなかった。
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by h-asa78 | 2006-04-15 01:02 |

『後藤田正晴 日本への遺言』

『後藤田正晴 日本への遺言』(TBS『時事放談』編;毎日新聞社)
この方が現役だった頃は,まだまだ子どもだったため,あまり記憶にない。
しかし,引退後に見たさまざまなテレビ番組でのコメントが,とても筋の通った納得できるもので,ずっと気になる人だった。
理念を語りながら,現実から遊離しない,自分が思う,もっとも政治家らしい政治家。
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by h-asa78 | 2006-04-15 00:50 |

『化学の大発見物語』

『化学の大発見物語』(竹内均著;ニュートンプレス)
科学雑誌『ニュートン』で紹介された科学者のうち,22人の化学者を選び,いくつかの視点で分類したもの。
もともとが『ニュートン』の記事なので,非常に読みやすい。
特にこの本では,化学者の生い立ち,研究内容のほかに,他の科学者との関係についても,描かれている。たとえば,化学者ブンゼン,物理学者キルヒホフ,生物学者ヘルムホルツ,名前はそれぞれの分野で有名だが,同じ大学で親しい関係だったというのは,なかなか気づかない。
ド・フリースの話が,同じアムステルダム大学にいたファント・ホッフの浸透圧の研究につながったという話も,意外である。

『ニュートン』のこのシリーズ(知と感銘の世界)は,まだ他にも出ている。少しずつ読んでみたいと思う。
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by h-asa78 | 2006-04-14 23:50 |

『炭素は七変化』

『炭素は七変化』(石崎信男著;研成社)
「のぎへんのほん」のシリーズ。
炭素の話でも,有機物にはあまり踏み込まず,単体の話中心。
それでも話題があるのが,炭素という元素のすごいところなのだろう。
ただ,応用の話中心とはいえ,C60ぐらいは扱って欲しいと思った。
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by h-asa78 | 2006-04-09 00:11 |

『金属の話』

『金属の話』(井口洋夫著;培風館)
これも「化学の話シリーズ」。
「元素の話」と同様,わかりやすい。
また,「日本の元素記号」(たとえば,バリウムは「抜」)など,ほかで見たことがないような資料もたくさんあって,面白い。
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by h-asa78 | 2006-04-09 00:02 |

『元素の話』

『元素の話』(斎藤一夫著;培風館)
「化学の話シリーズ」の1つ。
元素という一つのテーマを,文明との関わりでとらえたり,地学の視点でとらえたり,科学史の視点でとらえたり。
専門家の知識をもとに高校生に語る。ものによっては,急に難しい内容が入ったり,自分の専門分野の話ばかりになる印象があるが,この本はそれがなかった。
原子の構造や電子軌道の話など,背景にある理論が付録として後ろにまとめられてあるのも,読みやすいという印象をもった。
理系でこういう本を読もうかと思うような高校生なら,本編は十分理解できるのではないか。
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by h-asa78 | 2006-04-08 23:50 |



読みっぱなしではなく,なんらかの記録を残そうと思いました。書評としてご覧ください。
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