6畳の図書室

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『地球のはじまりからダイジェスト 地球のしくみと生命進化の46億年』

『地球のはじまりからダイジェスト 地球のしくみと生命進化の46億年』(西本昌司著;合同出版)
地球誕生の46億年前から順に,地球と生命の変遷が解説されていく。
味気なく事実を列挙するだけでなく,個々の出来事の相互のつながり,現在との関係などの「行間」が丁寧に解説してあるため,非常に面白く読めた。
生命進化が生命だけの話ではなく,地球の変遷とも密接に関わっていることがよくわかる。
さまざまな偶然が重なって,生命溢れる今の地球がある。
最後の水の話も,よいまとめになっている。
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by h-asa78 | 2006-12-30 22:19 |

『新分子生物学入門』

『新分子生物学入門』(丸山工作著;講談社)
年末年始の休みに,生物学を勉強しようと思い,購入。
勉強といっても,受験勉強ではないので,読み物で一通り概観&基本的な考え方が身に付けば良い。

1985年に刊行した本の改訂版だが,はしがきにあるように,最近の急速な発展を受け,大幅な変更があると思われる。
短い章立てで各分野を平易に解説されていて,自分の目的には合っていた。
やや難点を挙げれば,文章の構成があまり整理されていないようで,要点がつかみにくい気がする。
章の始めに前の章とのつながりを説明したり,節の見出しを適切なものにかえれば,もう少しわかりやすくなると思うのだが。
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by h-asa78 | 2006-12-29 12:52 |

『雪月花の数学』

『雪月花の数学』(桜井進著;祥伝社)
西洋の美にある黄金比と日本の美にある白銀比を対比させるという視点が面白い。
富士山の形が対数関数のグラフになっているといった個々の話題も面白い。
数学史的な話題に,著者なりの切り口で描いていくところは,読み物として非常に良いと思う。
一気に読んでしまった。
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by h-asa78 | 2006-12-28 00:13 |

図書館

古い論文が必要になり,地元の大学の図書館へ行く。
19世紀の「Nature」。大都市でもこのようなものがあるのは,旧帝大の図書館ぐらい。
便利な時代になったと思う。以前なら,部外者にとって,大学の図書館は敷居が高いものだったろう。それが社会への還元,社会とのつながり,という視点から,部外者でも利用証をつくれるようになった。

昔,実家近くの大学の図書館へよく通っていた。
小学生の頃からなので,我ながら,ずいぶんとませたことをやっていたと思うが,それ以上に小学生にも利用証を発行したあの図書館は,非常に先進的なことをやっていたわけである。
しかも,前述の地元の大学の図書館は,お金を払って友の会の会員にならないと利用証をつくれないが,この実家近くの大学の図書館は無料である。この差は非常に大きい。

世の大学は公開講座やら研究室公開やらで,社会との交流を目指しているようだが,まずは図書館を自由に使えるようにするのが,最優先ではないか。イベントの派手さはないが,長い目で見れば,図書館開放は必ず感謝される。

先日,帰省ついでにその大学の図書館の司書に恐らく10年ぶりぐらいで会った。
彼が発案したらしい,当時の図書館の開放は,やはり先進的な発想だったらしい。普通の市民が大学の図書館の本を読むわけがないという批判もあったらしい。しかし,結果としては成功。今振り返ると,自分が科学への興味を持ち続けられたのも,学びたいという意欲に答えられる本を置いた図書館が開かれていたからだと思う。
退職した彼は,今は請われて市立図書館の館長となった。地元の新聞によると,彼が館長になって,利用者が飛躍的に伸びたらしい。やる人がやれば変わるものである。
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by h-asa78 | 2006-12-18 00:23 | その他

『宇宙の目で日本を読む』

『宇宙の目で日本を読む』(岩田勉・吉富進共著,宇宙航空研究開発機構編;丸善プラネット株式会社)
仕事のため,日本の宇宙開発の状況がざっと把握しておきたいと思い,購入したが,ちょっと方向が違った。
宇宙開発を担当してきた人によるエッセイ。
今はこういう観測画像もあるのか,と感心するところも多いが,著者の楽観的過ぎる未来予測にはついていけなかった。エッセイだから良いと言えばそれまでだが,できればもう少し地に足のついた議論をしてほしかった。
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by h-asa78 | 2006-12-17 22:27 |

2006年12月15日

今日,教育基本法が変わった。
何のために変えたのか,前の教育基本法でどのような不都合があったのか,もわからないまま。
しかし,納得いかないとはいえ,決まってしまった以上は仕方がない。
「小心者は小心者なりに,根源の問いをぶつぶつと発し,権力の指示にだらだらとどこまでも従わないこと」(『永遠の不服従のために』辺見庸著)を貫くのみである。
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by h-asa78 | 2006-12-15 22:25 | その他

目から鱗

先日,理科教育に関心をもつ人が集まるイベントに参加した。
実行委員として,会の立ち上げからずっと見てきたが,毎年毎年,意外な発想に出会い,心を揺さぶられる。
子どもの病院での生活を楽しいものにするためのボランティア,学校の理科室を掃除するボランティア,そんな需要をよくみつけたと感心させられる。

この手のイベントで志をもつ人たちに出会うと,自分はまだまだというのを痛感させられる。
まだやるべきことがたくさん残されている。しかし,できることさえ,やりきれていない。
時間はまだ50年近く残されているはずだが,自分にはどこまで何ができるのだろう。
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by h-asa78 | 2006-12-15 00:18 | その他

『雪屋のロッスさん』

『雪屋のロッスさん』(いしいしんじ著;メディアファクトリー)
さまざまな職業(?)の人を主人公にした短編集。どれも,短い中にちゃんとドラマがあり,ユーモアも織り交ぜられている。
気持ちよく読めた。
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by h-asa78 | 2006-12-06 00:01 |

風をつかむ

地学教育関係者の交流会に参加した。
地学教育という,教科教育の中では限定,しかもマイナーになってしまった分野だが,参加する人たちはまだまだ元気。
いや,マイナーでこのまま消されてしまうかもしれないという危機感が,そうさせるのかもしれない。

とはいえ,自然災害,環境への関心,冥王星関連の話題の盛り上がりを考えれば,世間の関心は地学教育にとっては追い風ではないかという意見もあった。
たしかにその通り。しかし,実際にどのようにすると追い風に乗れるのか。何が必要なのか。。。
今,自分が何をすべきか,まだわからない。戦うべきは今なのだろうけど。

この交流会は,MLのオフ会であり,名前しかわからない人間が,初めて顔を合わせる場でもあったのだが,「若い人だとは思わなかった。メールだけでは50代だと思っていた」と言われた。
文章がかたいらしい。
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by h-asa78 | 2006-12-04 00:13 | その他



読みっぱなしではなく,なんらかの記録を残そうと思いました。書評としてご覧ください。
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