6畳の図書室

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『進化とはなんだろうか』

『進化とはなんだろうか』(長谷川眞理子著;岩波書店)
進化について,基本的な考え方がうまくまとまっていて,わかりやすかった。
生物の具体的な例を多数挙げており,こんな生き物もいるのか,面白く読むことができた。
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by h-asa78 | 2007-01-29 23:02 |

『小さい”つ”が消えた日』

『小さい”つ”が消えた日』(ステファノ・フォン・ロー著,トルステン・クロケンブリンク絵;新風舎)
小さい”つ”が消えて日本語が大混乱する,という話。発想とイラストにひかれて購入。
著者も絵もドイツ人で,実際,絵も洋風な印象(自分がどこからそういう印象をもつのかも不思議だが)のため,外国の作品を日本語訳し,内容も日本風にアレンジしているのだと思っていた。つまり,原作では小さい”つ”ではなく,別の文字が消えたのだろうと。
しかし,「おわりに」によると,これは,日本語に堪能な著者が日本用に書いたものであった(日本語の監修はいるらしいが)。
発音されない小さい”つ”。ここに注目するというのは,面白い。短い沈黙・間に意味がある。
以前受けた,演出家の講義を思い出す。
「声に出すことだけが表現ではない。沈黙・間がコミュニケーションに重要なこともある。特に日本人はそれが得意なのだ。アメリカ的な『表現力』がないことを気にする必要はない」,そんな話だった。
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by h-asa78 | 2007-01-20 23:52 |

『ウェブ進化論』

『ウェブ進化論』(梅田望夫著;筑摩書房)
ネット関係で最近よく聞く,Web2.0,ロングテール現象といった言葉が,どういう意味なのか,ちゃんと理解しようと思い,購入。
群集の叡知,マス・コラボレーション,バーチャル経済圏,≒0×≒∞
頭が古い常識にとらわれてしまっていて,正直,まだ十分に消化しきれていない。
ただ,この本に書かれているのは,遠からず常識になっていく考え方なのだろうとは思う。
自分が興味を持つ理科教育に,この本で紹介されているような発想を適用していくとどうなるのか。
たとえば,ウィキペディアのような方法で教材を作るとどのようなことになるのか。
この止まらない進化にどのように対応していけば良いのか,恐怖を感じつつも,考えさせられた本だった。
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by h-asa78 | 2007-01-20 23:38 |

『モノレールねこ』

『モノレールねこ』(加納朋子著;文藝春秋)
加納ファンということで知り合った友人からの情報で,新刊が出たことを知り,購入。
あちこちで書かれた短編小説を集めたという本。
どれも純粋にストーリーの展開を楽しめばよいお話。
特に,「セイムタイム・ネクストイヤー」が,好きなタイプの話だが,どれもそれぞれの面白さがある。
30分程度のドラマにすると,なかなか楽しめそうである。
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by h-asa78 | 2007-01-20 23:17 |

『秋の花』

『秋の花』(北村薫著;東京創元社)
円紫シリーズの3冊目。
身近な謎の謎解きが多いこのシリーズには珍しく,死人の出る話である。
とはいえ,殺伐とした雰囲気はなく,また全編でひたすら謎解きをするわけでもない。
友人と話し,本を読み,いろいろなものを見ながら成長していく「私」が,その時々に事件について考えていく。これは主人公の成長の物語なのだと思う。
文章も,細かい情景描写,一番最後の一言など,読んでいて感心してしまう。
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by h-asa78 | 2007-01-14 22:32 |

『危うし!小学校英語』

『危うし!小学校英語』(鳥飼玖美子著;文藝春秋)
小学校での英語必修化が,いかにあやふやな根拠に基づいた主張であるかを,分析。
日本人はリスニングが苦手という話はよく聞くが,TOEFLの結果を分析すると,リスニングに限らず,文法・構文,長文読解も成績は良くない。それにも関わらず,話す聞く重視(結果的に読み書き軽視)の英語教育に進んでいく現状を,批判している。
また,英会話に文法の知識が重要であること,小学校に英語教育の環境が整っていないこと(ALTの質など),日本とアメリカの文化の違いなどを挙げ,歌・踊り・ゲーム中心の小学校英語の難点を挙げている。
非常に納得できる分析であった。

ただ,小学校英語をやらない代わりに,中学校英語に時間・ヒト・カネをつぎ込むべきという提言は,あまりに短絡的ではないかという印象を持った。
英語は重要,しかし,他教科も重要である。著者自身の主張にもあるとおり,英語しかできなけでば,英語で活躍することはできない。
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by h-asa78 | 2007-01-08 14:04 |

『いま,抗暴のときに』

『いま,抗暴のときに』(辺見庸著;講談社)
「まともな意見」を読みたくなった。
なかなか過激な表現が多いが,スタンス・視点には共感する。
この本については,不勉強な自分が語っても社会派気取りの薄っぺらなことしか書けないので,あまり多くは書かないことにする。
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by h-asa78 | 2007-01-08 01:32 |

『強運の持ち主』

『強運の持ち主』(瀬尾まいこ著;文藝春秋)
続けて瀬尾まいこ。
これは一種のミステリーなのだと思う。
占い師が占いを当てるために,客の悩みの正体を調査・推理する。
実際の占いもこんな感じなのだろうか。

占いだけでなく,周りの人たちと協力していくことで幸せになろうという話は,『見えない誰かと』にも共通するメッセージ。
主人公が著者とだぶって見えた。
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by h-asa78 | 2007-01-05 20:05 |

『見えない誰かと』

『見えない誰かと』(瀬尾まいこ著;祥伝社)
なんとなく気が晴れないため,軽い読みやすい本を購入。
好きな作家,瀬尾まいこの初エッセイ。
作家だが,エッセイの内容は普段の顔である教員としての話が中心。
文学賞をとり,何冊も小説を出している作家が,ごく普通に教員をやっている,というのがなんとも不思議な感じがするが,本人にとってはこれが自然なのだろう。子どもが好き,教員の仕事が好き,というのが伝わってくる。

「図書館の神様」のもとになる話が,本当にあったということに,少しびっくりした。
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by h-asa78 | 2007-01-05 19:55 |

『探偵ガリレオ』

『探偵ガリレオ』(東野圭吾著;文藝春秋)
理系学部出身の作家による科学ネタをトリックとした小説。
純粋にトリックで勝負の小説であり,人間ドラマなどの面白さはない。
しかし,だからこそ,素直にトリックを楽しむことができる。
解説を,主人公のモデルになった佐野史郎が,俳優らしい視点で書いているのも面白い。
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by h-asa78 | 2007-01-05 00:52 |



読みっぱなしではなく,なんらかの記録を残そうと思いました。書評としてご覧ください。
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