6畳の図書室

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『誰のための「教育再生」か』

『誰のための「教育再生」か』(藤田英典編;岩波書店)
教育改革について感じている違和感。それの裏づけが書かれているというのが感想。
ゼロ・トレランスの手法に対し,子どもには「寛容」を求める権利があるという考え方は,新鮮だった。
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by h-asa78 | 2008-08-30 02:44 |

『格差社会と教育改革』

『格差社会と教育改革』(苅谷剛彦・山口二郎著;岩波書店)
最近,教育社会学を勉強している後輩とこの辺の話をする機会が増えた。
新しい本を読んで,勉強しようと思い,購入。
後輩の話で,ピンときていなかった部分が,説明されていた。

以下,本の中から,いくつか気に留めておきたいこと。
・日本の学力低下は,全体が下がったというよりも,学力の低い層の低下が進んだということ。
・これまでの日本では,ベビーブーム以降で子どもが減っても教員の数を減らさなかった。これは,雇った教員の分の人件費以上には新たな支出をしたくない大蔵省・自治庁とクラスあたりの生徒数を減らして教育の質を上げたい文部省,両方の妥協による。
・今議論になっているバウチャー制は,子ども1人当たり,で予算を考えるので,この方法とは資源配分の哲学がまったく違う。
・人文社会系の学問は反省的な学問。すぐに役立つものではない。
・近代的な「主体」が前面になることで,格差問題もそちらへ向けられてしまう。
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by h-asa78 | 2008-08-24 22:39 |

『容疑者Xの献身』

『容疑者Xの献身』(東野圭吾著;文藝春秋)
映画化の前には読んでおきたいと思い,ようやく購入。
犯人,そして作者に,きれいにだまされた。

短編集の『探偵ガリレオ』は,科学的なトリックばかりだったが,「本当にそんなことできるのか?」と感じた。しかし,こちらは数学的,論理のトリックなので,そういう違和感はなく,純粋に発想の面白さに感心した。
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by h-asa78 | 2008-08-24 20:53 |

『時代を拓いた教師たち』

『時代を拓いた教師たち』(田中耕治編著;日本標準)
先日参加したあるイベントで,即売されていたもの。
実践家として有名な15人について,その考え方の要点と歴史的な背景と,実践例を挙げながら,コンパクトにまとめたもの。
非常によくまとめられており,それぞれの実践のおおまかなところをつかむのに良い。

かなり分担して執筆されているようだが,どれもわかりやすく読みやすい。
編著者の力か日本標準の編集者の力か。。。
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by h-asa78 | 2008-08-09 02:20 |

『太陽の塔』

『太陽の塔』(森見登美彦著;新潮社)
京都の母校に行った。在学中との違いに軽い衝撃を受けた。
帰り道,同じ時期に在学していた森見氏の本を読みたくなり,京都駅で購入。
小説なので度は超えているが,当時の友人たちを思い出させる(ダメダメな,解説にある言葉を使えば「へもい」)登場人物に少しほっとする。
緋鯉やミカンが降ってくるシーンなど,『夜は短し歩けよ乙女』に書かれているシーンやアイデアの原型が,ところどころに見つけられる。
荒唐無稽に思える話だが,著者の現実の経験もまぎれているのかもしれない。

解説で「なんじゃそりゃ、ってつっこみたくなるへもい事件の数々」として,「京大生狩り」が挙げられているが,これはほかのエピソードのような著者の創作ではなく,著者が在学していた頃に,現実に起こっていた事件である。
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by h-asa78 | 2008-08-09 00:29 |

『サイエンス・ライティング入門』

『サイエンス・ライティング入門』(落合洋文著;ナカニシヤ出版)
買って,読んでおきながら,こんなことを書いてはいけないのかもしれないが,サイエンス・ライティングは本を読んで身につけるものではないなと思う。
正直なところ,あまり心に残るアイデアはなく。
サイエンス・ライティングと全く関わっていない研究者へのサイエンス・ライティングのすすめ,ぐらいのものかと思う。
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by h-asa78 | 2008-08-09 00:16 |

『石油王国・新潟』

『石油王国・新潟』(新潟市)
市でこのような本を出すというのはちょっと意外。
新・新潟歴史双書ということで,さまざまなテーマで出版されていくらしい。
この本は,新潟と書かれているが,実質は日本の石油採掘の歴史と言って良かろう。
社会との関係・技術的な話,歴史的な写真とともに,日本の油田がどのように開発されていったかがまとめられている。
油田の珍しさから,漠然と国(公社)が石油を採掘していたのだと思い込んでいたが,実際には戦時下以外は,民間主導だったという話は意外。かつては,石油はそれほど重要視されていなかったらしい。
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by h-asa78 | 2008-08-09 00:08 |

『ようこそ緑の夢王国 県立植物園』

『ようこそ緑の夢王国 県立植物園』(新潟県立植物園編・著;新潟日報事業社)
新潟県立植物園のスタッフが地元の新聞に連載した記事をもとにつくられた本。
・雪割草というと呼ばれているのはミスミソウで,ユキワリソウという植物がまた別にある。
・桜前線の指標にソメイヨシノが使われるのは,全国に植えられている上に,クローンで増えていて条件がそろうから。
・・・・・・
教科書的な生物の本には,一般論,共通する法則が書かれることが多いが,実際にはこういうそれぞれの植物の周辺的な各論の方が面白いことも多い。
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by h-asa78 | 2008-08-08 23:59 |



読みっぱなしではなく,なんらかの記録を残そうと思いました。書評としてご覧ください。
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