『図解感覚器の進化』(岩堀修明著;講談社)
感覚器について,進化の観点から。 解剖学を専門とする著者の本なので,生物学の教科書にあるような話が少ない一方で,構造についての話が豊富。また,進化の観点からなので,ヒトの感覚器に限らず,さまざまな生物の感覚器について説明がある。 以前,感覚器について調べたときには,感覚器の内部のパーツについては,あまり深追いしていなかったが,この本はそれぞれのパーツの意味・はたらき(そして変遷)にも触れているので,いろいろと納得する部分も多かった。 ただ,事情により熟読というよりも読み流しに近い感じになってしまった。 #
by h-asa78
| 2011-01-24 23:48
| 本
『生物多様性とは何か』(井田徹治著;岩波書店)
生物多様性について,さまざまな事例を挙げて解説。 著者は生物学者ではなくジャーナリストなので,生物学の視点からの話題だけでなく,社会とのつながりなどの視点で書かれている部分も多い。 読みやすい文章だが内容がもりだくさんなので,若干消化不良。 内容を頭に入れるというよりも,さまざまな視点に触れるという感じ。 #
by h-asa78
| 2011-01-24 23:40
| 本
『一冊で読む 地球の歴史としくみ』(山賀進著;ベレ出版)
地学分野で調べ物をしたくてネット検索をすると,高い確率でこの著者のHPがヒットする。 山賀 進のWeb site それだけ,情報豊富で多くの人に評価されているということだろう。 内容としては,タイトルのとおり。ただ,地球という広がりのあるテーマのさまざまな話題について,ちゃんと関連付けながら,理屈を示しながら,書かれている。「読ませる」良書。 #
by h-asa78
| 2011-01-23 22:34
| 本
『電子書籍革命の真実』(西田宗千佳著;株式会社エンターブレイン)
振り回されたくはないが,気にしないわけにはいかない。 まめに情報を追いかけるまではせずとも,まとまったものを時々読んで,現状を把握。 #
by h-asa78
| 2011-01-19 23:21
| 本
『クモの糸の秘密』(大崎茂芳著;岩波書店)
著者は,コガネグモ約100匹から3カ月かけて集めたクモの糸で,ロープをつくり,そこにぶら下がるのに成功。 内容は,クモから糸を集めるための苦労話やクモの糸を科学の視点で分析した話。 クモの糸(牽引糸)は,2本のフィラメントからなるが,実は1本でも体重を支えられる。フィラメントの1本が切れてももう1本で支えられる。長い進化の中で,そのようなしくみになったようだ。 #
by h-asa78
| 2011-01-19 22:44
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